人間の生存を最優先する社会への転換を!

世界各国で長年の新自由主義による医療政策の弊害が コロナ禍により見事に露呈しま した。日本でも1996年からの構造改革路線で国家による「医」の仁術から算術への転 換が図られ、患者自己負担増、病院の統廃合、病床削減、医師養成数の削減が容赦な く進められました。今や先進国では最低の医師数と医療費を誇っています。

その一例、全国の感染症指定病床、1998年は9134床でしたが今では僅か1884床。 さらに全体の病床も必要数152万床ですが、公立・公的病院 の統廃合等で119万床まで 削減する計画が今もアベ政権下で粛々と進んでいます。 医療崩壊の危機は続きます。

新自由主義は、企業の税と社会保険料負担を極力回避し、医療の分野をも着実な儲け の対象とする強欲資本主義イデオロギー。今回これがコロナ禍を深刻化させ、国民の かけがえのない命と暮らしに筆舌に尽くしがたい多大の犠牲を強いました。
ポストコロナに向かって、人間の生存を最優先する社会への転換を!そのための市民 の社会的連帯を!と願わざるえません。末期自公アベ政権への諸々の批判を一段と・・ (文責O )

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